毎回個性的なテーマで展開される山上一恵さんのホメオパシー講座。 今回のテーマは「不安とホメオパシー」。 初対面のひとと話すのが苦手、歯科医院に行く前になるととても緊張する……など、 日常生活のなかで生じるこころの「不安」に役立つレメディを紹介してくれました。
4 レメディと併用するとよいという、ESR法という方法も。おでこの出っ張りに両手を当てて、おでこに脈が感じられるのを待ちます。左右で感じる脈が同調したら終了。簡単な方法ですが、プレッシャーやストレスを感じているときに、気持ちが落ち着き、冷静な判断ができるようになるといいます。
わが家の薬箱の中身がホメオパシー(*1)のレメディ(*2)になってから、はや数年が経ちます。それに伴って、病院にお世話になることはほとんどなくなり、以前より元気に暮らしています。 もちろん、それはホメオパシーだけでなく、食事やライフスタイルが変化していったことの影響もありますし、病院にお世話にならねばならないことだってあります。けれど、わたしたちが本来もっている自然治癒力は、思っているよりはるかに力強いものでしたし、自然から生まれるホメオパシーの治癒力がわたしたちのからだに呼応するのを感じることは、とてもおもしろい発見でした。
ホメオパシーなど代替治療を実践するようになってからの何よりの変化は、以前は風邪や熱を出したらすぐにお医者さんに診てもらい、すべて他人任せだったのですが、いまはまず自分で自分のからだやこころを観察し、そして癒せるようになったということでしょう。 それにはまず、自分をよく知ることが必要でした。何を食べ、何をして、何を思っているか、など。また、自然から成るものでからだやこころが癒されるのを実感したとき、自分が自然とつながっていることを改めて感じることができました。
わたしは、病は、からだだけでもこころからだけでもなく、部分的な症状であっても全体で包括的に診ることが大切だと思っています。ホメオパシーを取り入れる場合、全体でより深く自分や家族を診ていくことができると思います。 大事なのは、どの薬を飲めばよくなるとか、誰かに任せればうまくいく、ということではなく、病気を通してよりよく自分や家族のからだとこころを知ることではないでしょうか。それは自分の“Life”をよりたのしむことにつながっているように思います。
*1…「似たものが似たものを癒す」という原理に基づき、病気の症状と同じような症状を引き起こす物質を、極めて微量だけ体内に入れることで病気を治そうという治療。同種療法などと訳される。 *2…自然界にある物質(植物、動物、鉱物など)を希釈して物質の中に宿るスピリットを抽出し、砂糖粒にしみ込ませたもの。多様な種類があり、ホメオパシー療法に利用される。
左・去年の味噌、すごくよくできたの! 今年も味噌づくり、たのしもう!